未来をたすけて

この世界は解決可能なミステリーゲーム

プロローグ

大阪都実現のカギは・・・

ずばり、”フロシキ” ではないでしょうか。

フロシキとはなにかという前に
大阪都構想について自分なりに簡単にまとめますと、

大阪の経済圏は大阪市の枠を越えてひろがっており、
大阪市が広域行政や経済戦略を進めていくことは
すでに限界を超えており、
あたらしい時代における大阪の成長戦略として
考えられたのがいわゆる大阪都構想。

具体的には
大阪市を複数の特別区に分割し、地域住民に
より密着した行政サービスを強化するとともに、
広域行政や経済戦略は大阪府に統一することで
大阪全体の成長を目指そうとするものですが、
2015年の大阪市の住民投票で僅差で否決され、
現在は再挑戦への途中という状況です。

それでは前回の住民投票では、なぜうまくいか
なかったのでしょうか。

一つ目は変化への漠然とした不安や寂しさが
あるのではないでしょうか。慣れ親しんできたもの
が変わる、消えることへの寂しさ。将来どうなるか
分からない事への不安。長く生きてきていればいる
ほど大きく感じてしまうものです。
これは行動経済学の考え方をあてはめることできる
と思いますが、人は論理的・合理的にいい判断をして
行動できるわけでは必ずしもなく、長期的なメリット
より短期的な損失(当面の変化への対応の煩わしさ
やお金がかかること)の方を大きく感じてしまうと
いうことで、結果としてこれまで通りの状況を選択
してしまったのではないでしょうか。
誰にでもあると思いますが、小学校や中学校へ進学
して最初に行くときの、期待よりも不安が大きく、
行きたくないと思ってしまう感じと同じものが、
今回の件でもあるのではないかと思います。

二つ目は大阪市が大阪府に囲まれて攻められている
という感情があるのではないでしょうか。
今回の大阪都構想の構図では
戦国時代における織田信長による本願寺攻めや
江戸時代における大阪冬の陣・夏の陣と同じで
大阪市が囲まれて攻められている状況と同じに
なっており、それにより反発を招いているのではと
考えられます。

これらの部分を手当できなければ、再び住民投票を
実施したとしてもうまくはいかないでしょう。

敵は大阪市ではないこと
大阪都でなければできないメリットあることを
わかりやすく伝えることが重要なポイントでしょう。

大阪は戦国時代、自由都市堺や大阪城の城下町として発展し、
江戸時代は天下の台所として中心的な役割を果たし、
明治から昭和にかけても日本初・世界初となるような
商品やサービスを生み出してきました。

大阪都構想は新しい時代における日本の経済をリード
していけるかの試金石になるような重要なポイントです。

 

”大阪都民”っていいじゃないですか。

 

※大阪都構想が実現しても大阪都という名前には
ならないかもしれないようですが、そのときは責めない
でくださいね・・・

 

このブログではこれから
この世界の問題を解くカギをさがしていこうと思います。